人と建造物の快適な未来を築く。 
さまざまな建設に必要な地盤データを提供します。                
 

 私たちは、古くから集落が発達した場所には地盤の悪い所は少ないことを、生活の知恵の一つとして知っています。しかし建設事業の枠が拡大するにつれて、地盤条件の良い所を探すばかりでなく、積極的に地盤条件を調査したうえで、そこに構造物を建設する場合の影響を評価し、地盤・自然とを調和させる技術が求められるようになってきました。                               
 そのために資料調査や現地踏査からスタートし、ボーリング調査や原位置試験などの現場調査を含めた地盤調査が行われます。地盤調査では現場から試料を採取し、室内試験で地盤の静的・動的な物性値を評価することも行われています。                               
 また現場や室内で得られたデータをもとに、地質・地盤工学の知見を駆使した技術解析を行い、計画・設計・施工の各段階の評価に役立てる共に、動態観測や各種計測業務を通じて、施工の安全確保や構造物完成後の機能維持にも関与しています。                               
 私たちは、建設業のニーズがますます多様化するのに対して、常に正確な調査と高度な技術判断を提供できるよう努めています。
 私たちの住んでいる日本は、地震や火山活動の活発な国です。ゆたかな自然の恵みににはぐくまれ、ともすれば自然の恐ろしさ脅威を忘れがちになります。雲仙普賢岳の大火砕流の発生や阪神大震災は、自然のもつ大きな力と人間の弱さを改めて知らされたできごとでした。                                
 しかし自然への理解、自然とのつきあい方を深めることで、災害を防ぎ被害を減らすことができます。                                
 私たちは、火山の噴火、地震や津波の猛威、水害などから人命と財産を守る知識と技術を活用し、安全で快適な社会の創造に貢献したいと考えています。                                
 例えば新潟地震では、軟弱地盤の変形や液状化現象が大きな問題になりました。私たちは、都市地盤でのボーリング調査や地震応答解析を通じて、地震に強い都市づくりに貢献しています。                                
 また地震の源である活断層の調査にも、物理探査やトレンチ調査などで精力的に取り組んでいます。                                
 さらに、豪雨や火山噴火による土石流、火砕流などの土砂災害についても、災害の実態調査はもちろん、災害の予測と防止・軽減のための高度な技術を提供しています。 
 近年、農業用地・工場跡地・廃棄物埋立地などの地盤環境(土や地下水)が、カドミウム・クロムなどの重金属はじめ、トリクロロエチレンなどの有機塩素化合物や農薬によって汚染されていることがあり、その対応が求められています。                                
 私たちは、人の健康に影響を及ぼしかねないこの環境問題を解決するために、土壌や地下水の調査により、汚染分布状況や地下水流動状況の把握、汚染機構の解明に努めています。さらに移流分散シミュレーション等により、汚染分布の推移を推定するとともに、浄化対策の検討を行っています。またモニタリングにより、汚染されていない地域への影響監視や対策効果の確認を行っています。                                
 その他、環境を守るために地下水だけでなく幅広い地盤関係の調査・計測技術と、その解析技術を適用し地盤・構造物の振動、騒音等のモニタリングや対策策定の検討などにも携わってます。

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