理事長就任あいさつ委員会活動


◇理事長就任あいさつ

理事長 村上順雄

 平成11年5月14日の総会および理事会で理事長に選任されました。
昭和31年に日本地質調査業協会(関東地質調査莱協会の前身)として発足以来今日まで、協会活動に従事された多くの先輩各位のご努力に心から敬意を表する次第です。同時に、伝統ある協会の理事長として、責任の重さを痛感しております。

 さて21世紀を目前にして、我が国は様々な分野で既成のシステムが転換を迫られております。その根底には、国民の価値観の多様化、コンピューターを中核とする情報・通信システムの飛躍的な発展、社会システムの国際化・バリアフリー化など時代の大きな流れがあるといえるでしょう。

 一方、地質調査業界を取り巻く環境は、公共事業に係わる入札・契約制度の改変、財政危機に起因する公共投資抑制論、内外価格差を理由とする建設コストの縮減などにより急速に変化し、かつて経験したことのない極めて厳しい状況に直面しております。この様な状況の中で、当協会の果たすべき役割は次の三つに大別出来ると思います。

 その一つは,定款に掲げられているとおり、地質調査業の「進歩発展」および「社会的地位向上」への貢献です、ご承知のとおり我々の仕事はボーリングに代表される現場作業、各種の屋外観測および室内試験などのいわゆるハード的な部分(−次情報収集部分)と、その情報を分析・解析して地質学的・土質力学的判断を行うソフト的部分の二つから成立っています。一方だけでは成立たない業種であり、両者のバランスが大切だと思います。
しかし最近、ハード面の重要性が軽視されているように感じられます。その様な視点も踏まえて地質調査技士の位置付けは早急に取り組むべき課題だと考えます。

 二つ目は会員の希望や意見を集約し、それらを要望や提言の形で官公庁など発注機関の関係者に説明し理解を得ることです。そして建設行政判断や業務執行の際にそれらが取り上げられるべく努力を積み重ねることが必要です。また逆にクライアントのニーズを的確に把えて、それに対応できる協会の体制づくりと会員各社の意識改革のお手伝いも重要な仕事だと思います。全地連が数年来取組んでいるCALS/ECの啓蒙・普及に努めたいと思います。

 三つ目は建設事業の流れ(計画・調査・設計・施工・管理)の中で、地質調査業のあるべき姿を会員各社と一緒になって描き出す事です。技術者の資格問題、他の建設関連業との役割分担、PFIへの対応など、長期的視点からの検討が必要になると思います。

 近年の大災害の連続発生によって、我が国の「脆弱で複雑な地質構造」がマスコミで取り上げられる機会が増えました。地質調査の重要性を外に向かって訴え、我々の社会的地位を一歩一歩確実に向上させて行きたいと思います。今後とも皆様方のご指導とご支援を切にお願い致します。


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◇関東地質調査業協会では6委員会を組織し、
  活発な活動を行っています。


 総務厚生委員会
副理事長・委員長  大久保 彪
副委員長  上野  浩
 ● 予算案及び決算の作成
 ● 月例収支報告
 ● 新会員の加入促進および審査
 ● 協会報「関東」の発行
 ● 基本会費の検討
 ● 新年名刺交換会の開催
 ● 合同委員会の開催
 ● 総会の開催および運営
 ● 福利厚生に関する行事
 ● 事務局の運営および管理
 ● その他各委員会に属さない事項

 技術委員会
委員長 伊集院 輝雄
副委員長 宮路 貞義
副委員長 新関 敦生
 ● 一般市民への社会貢献活動
 ● 技術講習会の実施
 ● 地質調査技士資格検定試験の実施
 ● 地質調査技士登録更新講習会の実施
 ● 技術講演会の開催
 ● 技術者の交流に関する事業
 ● 「技術ニュース」の発行
 ● 技術向上に関する研究
 ● 各支部の技術向上に関する協力

 経営・倫理委員会
委員長 高橋 昭二郎
副委員長 瀬古 一郎
 ● 経営問題に関する事業
 ● 社員教育に関する事業
 ● 構造改善に関する事業

 ● 地質調査業の社会的使命の高揚啓発指導
 ● 倫理綱領の趣旨の徹底と厳守の指導

 広報委員会
委員長 梶谷 輝雄
副委員長 是枝 慶一
 ● 協会のPRおよび陳情活動
 ● 協会PR資料の発行
 ● 「地質と調査」の配布
 ● 積算資料のPR
 ● 指名願いに関する調査
 ● 受注道教調査の実施

 支部関連委員会
副理事長・委員長 諸角 栄康
 ● 支部に関する諸問題の検討および推進
 ● 協会組織運営に関する諸問題の検討
 ● 非会員組織への対応

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